ドライブレコーダーの購入を考えている方の中には、「バッテリー型」と「常時接続型」のどちらを選ぶべきか迷っている方も多いでしょう。どちらのタイプにもそれぞれ特徴があり、使用環境や目的に応じて選ぶべきポイントが異なります。本記事では、バッテリー型と常時接続型の違いを比較し、選び方のポイントを紹介します。
バッテリー型ドライブレコーダーの特徴
1. 取り付けが簡単で車両の電源に依存しない
バッテリー型ドライブレコーダーは、車両のバッテリーに接続せず、内蔵バッテリーで動作するため、取り付けが簡単です。電源の接続が不要で、すぐに使用を開始できる点が大きな魅力です。特に、車両にあまり手を加えたくないという方におすすめです。
2. 駐車監視機能が充実している場合も
バッテリー型ドライブレコーダーには、駐車監視機能を搭載しているモデルが多く、駐車中でも衝撃や動きを感知して自動的に録画を開始することができます。この機能は、車両を停車させた際の当て逃げや車上荒らし対策に最適です。
3. バッテリーの持続時間
バッテリー型モデルは、通常、内蔵バッテリーでの使用時間が限られています。駐車監視機能を使用する場合、バッテリーの消耗が早くなることがあるため、使用する際にはバッテリーの持ち時間を確認することが重要です。長時間使用したい場合は、バッテリー容量が大きいモデルを選ぶ必要があります。
常時接続型ドライブレコーダーの特徴
1. 車両の電源に接続して常時録画
常時接続型ドライブレコーダーは、車両の電源(シガーソケットや直接接続)に接続して、エンジンがかかっている間に常に録画を行います。エンジンが切れても、駐車監視機能を使う場合は別途バッテリーを接続して録画を続けることができます。
2. バッテリー切れの心配がない
常時接続型は、電源が供給され続けるため、バッテリー切れの心配がなく、長時間安定して録画を続けることができます。長時間ドライブをする方や、頻繁に使用する方には最適です。
3. 駐車監視モードが必要
常時接続型ドライブレコーダーでも駐車監視モードが必要な場合は、別途駐車用バッテリーや電源供給装置を準備する必要があります。これにより、エンジン停止後でも録画が続けられます。駐車監視機能を有効に活用するためには、この点を考慮することが重要です。
バッテリー型と常時接続型の比較
特徴 | バッテリー型ドライブレコーダー | 常時接続型ドライブレコーダー |
---|---|---|
取り付けの簡便さ | 簡単で、電源接続が不要 | 電源接続が必要 |
録画持続時間 | バッテリーに依存、短時間使用 | 長時間録画が可能 |
駐車監視機能 | 充実した駐車監視機能を備えたモデルあり | 別途駐車用バッテリーが必要 |
電源の心配 | バッテリーの持ち時間が限られている | 車両の電源に接続されているので電源問題なし |
設置場所の自由度 | 設置場所に自由度があり、取り外し可能 | 定位置に設置されるため取り外しが面倒なことも |
向いている使用シーン | 駐車中の監視や短時間の使用 | 長時間の運転や頻繁に使用する車両向け |
どちらを選ぶべきか?選び方のポイント
1. 駐車監視機能の有無
駐車監視機能を重視する場合、バッテリー型ドライブレコーダーが便利です。車両を駐車したままでも、衝撃や動きを感知して自動で録画を開始するため、駐車中のトラブルを記録できます。ただし、バッテリー持ちを考慮する必要があります。
2. 使用頻度や録画時間の長さ
長時間の運転を行う方や、常に録画を続けたい方には常時接続型ドライブレコーダーが最適です。電源が常に供給されるため、バッテリー切れの心配なく長時間の録画が可能です。
3. 設置の手軽さを重視
車両に手を加えたくない、または簡単に取り付け・取り外しをしたい方には、バッテリー型が適しています。手軽に設置できるため、車両に負担をかけずに使うことができます。
4. 駐車時の録画が必要か
駐車中の録画を重視する場合、常時接続型でも駐車監視モードを活用したい場合は、別途バッテリーや電源供給装置を準備する必要があります。その点を考慮して選ぶとよいでしょう。
まとめ:自分の使用シーンに合ったタイプを選ぼう
バッテリー型ドライブレコーダーと常時接続型ドライブレコーダーには、それぞれに特徴があり、使用目的や運転スタイルに応じて選ぶべきです。駐車監視機能を重視する方はバッテリー型、長時間の運転や常に録画を続けたい方は常時接続型がおすすめです。選び方のポイントを押さえて、自分に合ったドライブレコーダーを見つけましょう。
